街にオペラがやってくる!紹介動画 撮影裏話&写真

 

 

最初はフランス映画「8人の女たち」風にする?なんて話も出ましたっけ。(もともと戯曲を映画にしたもので、シンプルなサスペンス風味とおしゃれなフレンチポップスとゴージャスな女優陣、ありかも?!)

 

 

さて、どうなるかな。本気と遊び心が共存する「街オペ」の舞台をサロンに移す離れ業。

とにかくスケジュールはなんとかなった、よし!
てな状況で頼りになるのがオッシーことバリトン押川浩士さん、アイデアとラフな流れを出してくれて、皆さんでやりとりしながらそのまま会場になだれ込むような感じでしたね。

集まったのは、ソプラノ山口佳子(やまぐちよしこ)、メゾソプラノ鳥木弥生(とりきやよい)、テノール所谷直生(ところだになおき)、バリトン押川浩士(おしかわひろし)、現在ヨーロッパでお仕事中のピアニスト、コレペティトゥーア仲田淳也に代わって大園麻衣子(おおぞのまいこ)。最強メンバーが揃いましたよ。

撮影班はRécolte & Co.のお二人。音録りの時間を差し引けば正味3時間、監督は、ムリだー!!!と内心思っていたようですが、出たとこ勝負で腹をくくってポーカーフェイスで真剣に。カメラマンの位置も素晴らしい。そして、写真をご覧頂くとおわかりのように、実に絵になる歌手たちです。

休憩なし!m(_ _)m

道具は、ラトリエにあるものを最大限活用させて頂きました。打ち放しのコンクリートと温もりのある木、モダンだけれどあたたかい、音もいい、大変魅力的なサロン。

あ、モノボケの道具♡は持ち込みですよ。

 

 

乾杯の歌、ホフマンの舟歌、カルメンは「街オペ」舞台の再現です。

最後のリゴレットの四重唱は今回が初めて。浮気なテノール、哀しみのソプラノ、艶っぽいメゾ、怒っているバリトン、楽屋裏話風フィクションです。

動画は7分46秒と長いですが、冒頭一人ずつ楽屋から出て、最後は楽屋に戻る歌手たち、お時間あればぜひ最後までお楽しみください。フルスクリーンに耐える映像になっています。(と思いますがいかが?)

 

踊るカルメン弥生を引きで見たい、歌うジルダ佳子の顔を正面から見たい、そんな方もいらっしゃるかと。今後の「街オペ」情報、歌手情報、要チェックです。

4/8から始まる街オペサロン編シリーズ、こちらは更に至近距離で歌手の魅力を堪能していただく予定。お楽しみに!詳細はこちらから。

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街オペの舞台は熱いらしい。

ブリーズノート「街にオペラがやってくる!」

略して「街オペ」。愛を込めてそう呼んでいます。

 

ブリーズノートの「街にオペラがやってくる!」は、オペラを地域で気軽に楽しもう、と2014年に東京世田谷区の成城ホールから公演がスタートしました。

発想は「移動オペラ座」。

タイトルにそのあたりの思いが込められています。

目指しているのはまさに、今、私が(あなたが)楽しむオペラ。

 

 一口にオペラ、と言っても国と時代でそりゃあもういろいろです。

 

そんなことを改めて教えてくれた、雑誌「ふらんす」1月号(白水社)の特集

「フランス・オペラへの誘い」。

その流れで、Eテレ「旅するフランス語」大人のたしなみ~オペラ座の巻、即見ました。

 

何と言っても楽しいのは劇場のバックグランドツアーでしょう。

 

衣装の工房が紹介されていたけれど、すごい広さ。

定番のデザインを作るときも、職人たちには少しだけ創意工夫の余地、自由が残されている、なんて話、いいですね〜もっと続きを聴きたくなります。

 

舞台の楽しさって、衣装、メイク、美術、大道具小道具、効果、音響、照明、いろんな要素があってできあがるところ。

子どもの学芸会からオペラ座まで、規模は違っても同じです。

子どもたちの学校カリキュラムに「劇」は残してほしいなあ。

 

と、話は逸れますが、とにかくオペラ座はすごかった。

 

こちらバスティーユの新オペラ座は、ミッテランの時代に建設され、「グラン・パリ」」という、壮大な国家事業の一環としてまだ刷新が続いているというからさすがです。 

パリ緑化計画にも組み込まれていて、屋上に菜園作るらしい!?(オペラ・バスティーユ 過去から未来へ、岡田 Victoria 朋子、「ふらんす」2017年1月号、白水社) 

  

 

新オペラ座で繰り広げられる豪華なスペクタクル、想像するだけでもワクワクです。

https://www.operadeparis.fr/visites/opera-bastille/decouvrir-le-lieu

 

 

(写真はパリ・オペラ座の公式ホームページより。)

番組によれば、パリ・オペラ座のコンセプトは、「現代的で庶民的」(moderne et populaire)であること。これってつまり、「今という時代を生きる、私が(あなたが)楽しむオペラ」ということではありませんか。

 

オペラ座と競うほどの豪華スペクタクルは望めずとも、オペラの愉しさ「キモ」のようなものは込めたいものです。

 

 

街オペの魅力は豪華な出演者たちの魅力。

 

彼らと一緒に、過去2回の公演をカメラの前でオモシロ真面目に華麗に再現する紹介動画を製作、絶賛公開中です。次なる舞台はまだ少し先になるので、まずはこちらでちらりとお楽しみください。

 

ピアニストとして、現在日本にいない仲田さんに代わって大園麻衣子さんが参加、素晴らしい演奏で盛り上げてくれました。笑顔が最高。

 

「街オペの舞台は熱いらしい」 、押川さんの構成台本の最後にあった言葉です。

 

紹介動画

 出演者、それから近々に彼らに会えるオススメの公演をご紹介しますね。

ソプラノ 山口 佳子(やまぐち よしこ)

透明感のある美しい声、情感豊かな歌唱力で、明るいおきゃんな役でも、悲しみに打ち震えるヒロイン役でもぐっと聴く人の心を掴みます。「カルメン」ミカエラのアリアを大きな劇場で聞いたことがありますが、その歌声に会場がシーンと静まり返り、終わってからは万雷の拍手、感動した覚えがあります。

なつメロや童謡唱歌、邦人作品など日本語の歌も素晴らしい。爽やかなお色気で私の周りでは女性ファン多し。

3月の立川市民オペラにミカエラ役で出演。

http://www.tachikawa-chiikibunka.or.jp/a11-20170319/

 

メゾソプラノ 鳥木 弥生(とりき やよい)

 

鳥木さんも男性ファンのみならず、女性ファンが多い。長~い手足で、男装の麗人、ロシア貴族オルロフスキー、ロミオ、そりゃもうかっこいいったら、大変です。追っかけたくもなります。

カルメン、タイトルロール。舞台の上で何度刺し殺されたことか、とは確かご本人がどこかで言っていたような…今回紹介動画でも演じているので、もはやカウントできない数字になりそうです。ただいま笈田ヨシ演出の「蝶々夫人」スズキ役でまた新しい境地を開かれているかと。

「日本」のスケールで測れない人。でも金沢の人。もとい、能登の人です。国内での活動開始が岩城宏之氏指揮によるアンサンブル金沢とのコンサート(98)、2015年度岩城宏之音楽賞を受賞しています。

 

笈田ヨシ演出 プッチーニ/歌劇「蝶々夫人」全国公演、スズキ役、これから高崎、そして東京。

https://www.geigeki.jp/performance/concert099/

 

3月の立川市民オペラ「カルメン」タイトルロール。

 

日々の演奏活動はこちらのブログから。http://yayoitoriki-mezzosoprano.hatenadiary.jp

テノール 所谷 直生(ところだに なおき)

 

鳥木カルメン弥生を刺し殺す役。声も演技もリリカルで若々しい魅力に溢れていて、所谷さんのホセ、好きです。元々のホセはもっと粗野なんでしょうけど。素顔の所谷さんがいったん舞台に上がると別人のようにかっこよくなるので、いつも驚きます。ふだんがかっこ悪いわけではないですよ、もちろん。ただ全然カッコつけてないですから。

 

3月、日本オペラ協会公演 原嘉壽子「よさこい節」出演。

https://www.jof.or.jp/performance/1703_yosakoi/

最新インタビューの記事がこちらに。

https://www.jof.or.jp/performance/ciaopera/vol_08/

バリトン 押川 浩士(おしかわ ひろし)

押川さんのパパゲーノ、最高です。ブリーズノートのコンサートでは、オルロフスキーにしたたか飲まされて可愛らしかったですけど。あたたかみのあるシルキーな声。ミュージカルナンバーも素晴らしい。全員が忙しい合間を縫って集まり、熱い打ち合わせを一度はやるわけですが、それをまとめてくれる頼もしい存在です。構成のアイデアが引き出しにいっぱい。

2月東京文化会館藤原歌劇団「カルメン」、3月立川市民オペラ「カルメン」、4月藤原歌劇団公演「セビリャの理髪師」出演

 

日々の演奏活動はこちらから。http://www.geocities.jp/figarettino/

指揮者・コレペティトゥーア・ピアノ 仲田 淳也(なかた じゅんや)

ただいまウィーンでお仕事中。どんな無茶振りもポーカーフェイスで受け止めるイケメンです。

歌心に溢れた美しい演奏。オーケストラのいない「街オペ」で最初から最後まで舞台の上でピアノで伴奏、伴走、ある時は前に、ある時は後ろに。「街オペ vol.1」では、なんとソロでピアソラを演奏。

「カルメン」ハイライトの最後、カルメンとホセが言い争う場面、遠くでは華やかな闘牛士の行進が、実際にはカルメン、ホセだけで何のセットもないのですが、仲田さんのピアノだけでシーンが浮かび上がり興奮した人々のどよめきまで聞こえてくるようでした。帰ってくるのが楽しみだなあ。

 

 

こうやってご紹介すると、日本のオペラも「街オペ」も、これからますます面白くなりそうな予感がしませんか? 

熱い舞台を、どうぞ乞御期待!!

 

 

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宮崎の風、ふたたび

「美味しい料理と美味しい音楽、宮崎の風」

2年前に開催したイベントのサブタイトルでした。

 

今年ふたたび、風が吹きます。

まずは今年のチラシの写真から。

2年前のイベントでは、お料理を私と同じ宮崎出身の中原弘光シェフに、

音楽を吉田篤と鈴木まり奈、ヴァイオリンとヴィオラのデュオにお願いしました。

 

中原シェフのお料理は、イタリアンの技法を土台に、宮崎に限らず各地の生産者から届く旬の素材をどう料理するか、そのセンスとオリジナリティが魅力です。生産者の顔が見える素材はほんとうに美味しい。

もちろん宮崎産登場。青島産鮮魚のカルパッチョに川南産豚肉のラグーソース、パパイヤ...

同じく宮崎出身の司会者宮舘聖子さんが聞き役のシェフトークも楽しかったな〜

 

もともと、コンサートの後に食事をするお店を探すのは大変、という声に、

それなら同時に楽しめるものを、ということで企画されたこのイベント、

音楽はヴェルディの乾杯の歌から美食家ロッシーニの曲、美空ひばり、ピアソラ、パッサカリアと

、お誕生日の方へのハッピーバースデーも混じえつつ、聞き応え十分な演奏。

最後はレストランのスタッフの方達も足を止めて大拍手でした。

こうやって振り返っても一回限りで終わるのは惜しいメニュー、

お二人にはまたぜひ登場していただきたい。

そうそう、中原シェフは今年独立、学芸大学の駅の直ぐ近くにイタリア料理のお店をオープンしました。上等なのに気取りがない、いいレストランです。

素材のことなど質問するといろいろ教えてもらえますよ。

ファンとしてはあまり教えたくないけど教えたい (!?)

http://r.gnavi.co.jp/2rdb2x0f0000/

冷製カルボナーラ食べにいかなくちゃ。

 

さりげなく心地よい宮崎の風に吹かれるイベント、

次はこの人、と決めていたのがヴァイオリニストの山内達哉さん。

ヴァイオリンと尺八の共演を軸にした和洋コラボの世界では、

「天空の城〜竹田城趾」「古来天職〜富士山〜」「故郷〜都城〜」など、

雄大なスケールのオリジナル曲で日本の風景を表現し、

ネオクラシックのスーパーユニット、PAPERMOON(ペーパームーン)では、ヴォーカル3人とヴァイオリニスト2人、プラスαで大人のエンタテイメントを掲げて活躍中。

http://www.office-kon.net

 

7月にいよいよ、ブリーズノートの「大人の寄り道」シリーズに登場です。

 

 

残念ながら今回はお料理とのコラボはなく、宮崎も謳ってないけれど、きっとね、風が吹きますよ。

 

山内さんはよく宮崎でも演奏されています。

音楽家の皆さん、故郷をとても大切にされている方が多い。

若い方も。

私が若い頃は外に出て行くことばかり考えていたけれど、年をとり、時代も変わりました。

今は地に足をしっかりつけて、かつグローバルに活躍できることがとても大切かと。

東京でも地方でも海外でも、行ったり来たりしてあちこちに拠点があるといいですね。

 

山内さんの場合はスコットランドの風も吹くな〜♪

 

会場の弦楽器工房オプティシュヴァレが改装、1階のサロン「ラトリエ」も広くなり、

全体にさらにグレードアップしました。

素敵な音楽の空間が迎えてくれそうです。

ご報告するのがまた楽しみ。

http://www.latelierbyapc.com/latelier/index.html

 

下の写真はリニューアル前に頂いていたもの。

きっともっと素敵になっていると思いますのでまたご報告しますね。

いつも休憩時間は少し長めにとって、ワインやソフトドリンクが楽しめるこのシリーズ、

夏の寄り道で「暑気払い」はいかがですか?

宮崎出身の方もそうでない方もぜひご一緒に!

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ヴァイオリンを楽しむ初夏の一日 with吉田篤

シャコンヌの演奏時間は約15分。

 

それは、あっという間に流れてゆく日々の時間の中で至福の15分間になるのです。

演奏の前に吉田さんがそんなことを語ってくれました。

 

美しい5月、今回も、初夏の国立で音楽と音楽家、そしてヴァイオリンという楽器を

楽しみつくすような、豊かなひとときになりました。

 

クラシックとタンゴという二つのジャンルで活躍する吉田篤さんが今回選んだ曲は、

無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番二短調BWV1004(1720年)

 

「シャコンヌを聴く?弾く?〜バッハの傑作 シャコンヌの秘密に迫る〜」

そうです、感動には実は秘密があるのです。

その秘密を知ることでさらにおもしろさも感動も増すというわけです。

 

ヴァイオリンに触れてみたい人!のコーナー

昨年は「きらきら星」でしたが今年はなんと、なんと、シャコンヌの「テーマ」を弾いてしまおうという...はたしてできるのか!?

もちろん簡単にしてもらって、ですけど

どきどきしましたね。

シャコンヌの主題、忘れられない旋律になりました。

 

「テーマ」にチャレンジして、お話も聞いて

徐々に盛り上がったところで、いよいよ吉田さんの生シャコンヌ。

 

生、というのは、同じ演奏はもう二度とないという、そんな一期一会の感動というか迫力があります。この日の吉田さんの演奏も素晴らしいものでした。

 

ランチは、国立・府中でお料理教室を主宰されている「めぐみも。キッチン」五味佳奈子さん。

コンサートのイメージに合わせた素敵なメニューが届きました。

オー・リーブ・ジャパンのオリーブオイルももちろん使って。

季節の素材をいかして、目にもきれいで美味しく、ワインにもよく合うワンプレートランチ。

スパイス使いやソースも五味さんならでは。

 

当日のメニュー、詳しくはこちらの五味さんのブログからぜひご覧になってくださいね。http://ameblo.jp/kananabi/

 

オー・リーブ・ジャパンの工藤さんは美味しいパンとオリーブオイル、サラダを提供してくれました。トマトをすりおろしたノンオイルのドレッシングが私には大ヒット。

ふわふわの感触とオリーブ&ハーブソルトがどうやらこのドレッシングの「秘密」です。

http://www.olvjapan.jp

最後にもう一度吉田さんの演奏で「タイスの瞑想曲」と「ユーモレスク」。

ソロなので、ヴァイオリンの音色だけがしみわたるように響きます。

まるで食後酒のような余韻の残る名演に、軽く酔いごごちの昼下がりでした。

 

吉田篤のタンゴヴァイオリン、こちらも素敵ですよ。

ぜひチェックしてみてくださいね。http://yaplog.jp/yoshigon_carp/

 

 

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「どこでも文学館」で「どこでも音楽会」

「どこでも文学館」というのは、1999年から行われている世田谷文学館のアウトリーチ事業のひとつ。

例えば、学校内の廊下や図書室、ランチルームなど様々な場所で展示して、子どもたちが空いている時間に自由に鑑賞することができる、といった形で始まったようですね。

毎日の生活のなかで、文学やアートが身近にあって自由に楽しむことができたらきっと記憶のどこかに残ります。ちょっとしたエピソードもひとりひとりの人生をとても豊かにしてくれそうです。

それに、文学を「展示する」というのも、なんだか楽しいことがいっぱいありそう。

 

コンサートがやってくる! 

はい、ブリーズノート音楽教室も、いろいろなところに出かけて行って自由に「鑑賞」してもらえたら楽しいのではないかと始めました。

まずはほんものの楽器を近くで見て聞いてもらうこと。

赤ちゃんは、ミルクを飲みながら遊びながら聞くも良し、小さい子は歌うも良し、少し大きくなれば楽器に触れてみるも良し、です。

前回ヴァイオリン初体験中のママを10ヶ月のベビーが遊びの手を止めてじっと見ているのがとても印象的でした。

このイベントのタイトル、もともとは「ブリーズノート移動音楽教室」。

だから、ななつのこでやるときは@ななつのこ、誰かのお家でやるときは@誰かのお家、学校でやるときは@学校です。

そう、いわば「どこでも音楽会」。

暮らしの中で楽しむ音楽、そしてアート、というのはブリーズノートのキャッチフレーズのひとつです。

音楽家は万全の状態で演奏できるとは限らないのですが、それでもさすがです、そのときそのときに合わせたスタイルで体全体で聴く喜びを私たちに届けてくれます。

 

そしてなんとこの春、「どこでも文学館」が千歳烏山のコミュニティカフェななつのこにやってきたのです!

 

「宮西達也と子どもたち」展 (開催中、4/6まで)

http://nanatsunoko.com/

 

昨年の夏に世田谷文学館で開催された企画展「宮西達也ワンダーランド展」が、「ティラノサウルスシリーズ」をメインに再構成されています。(開催中、4/6まで)

 

カフェでお茶しながら見上げると、そこには絵本作家宮西達也さんの描いたティラノたちが。

ブックシェルフに本がたくさん並んでいるカフェですが、期間中はは宮西さんの絵本も充実です。

 

明日のブリーズノート音楽教室@ななつのこ、春休みスペシャルはこちらの企画に連動します。

題して、

「おまえうまそうだな in コンサート/絵本×音楽の世界」

心やさしいティラノたちに囲まれて、フルートの渡邉加奈さんが、宮西達也さんの絵本「おまえうまそうだな」の朗読に挑戦。

アニメやゲームの音楽も手がけている佐々木憲さんが、アコーディオンで絵本の世界にオリジナルの音楽をつけてくれます。

楽器体験は打楽器とオカリナ♪♪

アコーディオンも広いジャンルで愛される、とても魅力的な楽器です。

フルート、オカリナとのアンサンブルで皆さんよくご存知の曲もたくさん演奏しますよ。

お楽しみに。

 

「どこでも文学館」で「どこでも音楽会」

桜の季節、大人も子どもも、近くの人も遠くの人もぜひご一緒に!!

 

日時:2016年3月26日(土) 13:30〜14:30 (受付13:00〜)

出演:渡邉加奈(フルート、オカリナ) 佐々木憲(アコーディオン)

料金:おとな 2000円、子ども・学生 800円 二人目のお子さんから500円

(それぞれ1ドリンク付き)  0〜2歳無料

共催・会場:コミュニティカフェななつのこ(京王線千歳烏山)

お申し込み:ブリーズノート http://www.breezenote.jp

 

03-6750-5363, office@breezenote.jp

 

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ジョリーラジャーズ、ベルギービール、そして今週のブリーズノート

ジョリーラジャーズ、秋の定例演奏会では東京オペラシティのコンサートホールをいっぱいにしてしまう人気のアカペラ男声合唱団です。

 

神田のベルギーレストランでコンサート、聴いてきました、食べてきました。

もちろん飲んできました、ベルギービール。

ラズベリーの香りの甘いビールがお気に入り。ムール貝とフリット(ポテトフライ)、生ハム、パテ、ホワイトアスパラガス、牛肉のベルギービール煮、etc. 書ききれませんっ。

美味しそうでしょ。

パリのサンミッシェル大通りをとっとこ歩いてユーゴーやデュマが眠るパンテオンの近く、広場に面していたかな、ベルギー料理のビストロがありました。ボール一杯のムール貝に山盛りポテトフライ。大きなグラスに香りのよいビール。

ベルギー人とムール貝というのはフランス人のジョーク、からかいネタによくなっていますが、お店で出される量の多さにまずびっくりします。しあわせ。

 

と、食べ物の話ばかりになりましたが、ジョリーラジャーズ、最高でした。

山田耕筰の「からたちの花」から始まって、石狩挽歌、Time to Say Goodbye、Stand Alone、だまって俺についてこい、Beati Morutui...選曲とアレンジがすばらしくて飽きさせません。

感動と笑い、振りも入ってすっかり引き込まれてしまいます。

アンコールがないと思ったら、お食事の後に何曲か。

この構成もさすがです。

歌い手も聴き手もほぐれています。みんなもう楽しくてしようがない。

お店のカウンターの向こう側にジョリーの面々。あれ、生ビールのレバーを慣れた手つきで引いて注いでいる人が。カウンターの外では私たち聴衆がぎっしりと。

そして私は「麦の唄」に涙。

歌はいいですね〜

みなさん大学のグリークラブで歌っていて、その後しばらく離れてまた⚪︎⚪︎年ぶりかで歌いますという方たち。学生のうちにやっていてよかったと。

今年の定期演奏会では「オペラ名曲特集」がプログラムに入っていて注目しています。

日曜日のEテレ17:55〜18:00「びじゅチューン」で流れるコーラスがジョリーラジャーズ。

タイトルが「私たちは元パルテノン神殿」「便利だわブロードウェイ・ブギウギ」なんて、おもしろそうです。

 

 

さあ、楽しいコンサートで充電して、今週土曜日には「ブリーズノート音楽教室@ななつのこ」

地域のカフェで、子どもたちとモーツァルトやパッヘルベルのカノンを聴く喜び。

ぜひ一度遊びにいらしてください。

今月はヴァイオリンの楽器体験あります。

そして23日(火)はおなじみの「大人の寄り道」

ワイン片手に気軽に楽しむサロンコンサートです。

今年一番手は遠藤律子トリオのごきげんなラテンジャズの世界。

クラシック、ロック、ポップス、ラテンの名曲、癒しのオリジナル曲等々、多彩なレパートリーで人気のピアノトリオです。遠藤律子のトークも加わりジャズがぐんと身近に。

「春待つ、2月のごきげんJazz Club」どうぞお楽しみに。皆様の寄り道お待ちしています!

 

 

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出前コンサート2016

まいどっ、

出前コンサートのブリーズノートです。

 

新しい年が始まりましたね。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

1980年代に矢野顕子(敬称略で失礼します)がピアノかかえて、

とはいかないけれど、ピアノがあるところどこでも行きます、と

「出前コンサート」という言葉を使った時、

いやあ、いいなあと感心したのです。

 

もともとこんなコンサートあったらいいな

こんな風に楽しみたいな、という思いはいろいろありまして

月日は流れ30有余年(!)

子育てと介護がひと段落して、ブリーズノートを立ち上げたわけですが、

背中を押してくれたきっかけともいうべき言葉。

 

ネーミング糸井重里ということで、さすがのセンスです。

 

もっとおしゃれな、そうフランス語とかでないの?と言われ考えたりもしたのですが

他言語で一言でこのニュアンスはむずかしい。

説明がないとピザですか?になっちゃう。

Le Démaé-Concert

ル・デマエ・コンセールですかね〜^^

 

あれこれ考えているうちにふと目にした、la musique vient à vous!

音楽があなたのところにやってくる!

少しもじって日本語で「コンサートがやってくる!」をサブでつけました。

 

「出前コンサート」

あらためて矢野顕子、糸井重里お二人の発想、センス、そしてご本人の音楽に敬意を表します。

勝手に使ってますけどいいですか?

いまさらですが。

 

暮らしの中でもっと気軽に良質の音楽を、それも生で近くで楽しみませんか、

というのがブリーズノートの謳い文句。

 

昔は武道館やらスタジアムコンサートやら会館も劇場もテントもよく行きました。

チケットをとるのが大変、高い、遠い、人が多い。

(テントはおもしろくて好きだった。)

 

マライア・キャリーもマイケル・ジャクソンもミスチルも

アリーナで背伸びしても見えなかったな。

ジャニーズも行きましたよ。

オーケストラ、人間国宝、爆睡の経験...すみません!!

母にもったいないと笑われました。

 

ということで、ブリーズノートはあなたのお近くまで参ります。

 

たくさんの魅力的な音楽家たちが参加してくれています。

これからも、どんどんその魅力をご紹介していく予定ですのでお楽しみに。

 

昨年末から地域のコミュニティカフェななつのこで

0歳からおとなまで参加できる音楽教室がついに始動しました。

 

生でほんものの演奏を見て、聞いて。

0歳だと「聴く」のではなく「聞こえる」状態、

それが脳の発達にもとてもいいらしいですよ。

いい音を聞かせてあげたいですね。

 

それから歌う。

 

3歳の子も一人遊びをしながら、道を歩きながら大きな声で歌います。

人は楽しいと歌いたくなるらしい。

その様子は見知らぬ人も微笑ませる力があります。

 

もっと大きくなるといろいろな楽器に触りたくなる、音を出してみたくなる。

合わせることができるようになる、

どんな発見があるのだろう。

わくわくしますね。

 

音楽教室は毎月開催予定しています。

ぜひ遊びにいらしてください。

 

子どもは私たちにとって未来への希望です。

思わず歌が口をついて出るような

幸せな子ども時代をどの子にも、と願わずにはいられません。

 

2016年、今年もご一緒に音楽の扉をあけてみませんか。

出前コンサートのご注文もお待ちしています!

 

下の写真は昨年参加した世田谷区の「起業ミニメッセ」にて。運営の世田谷区立男女共同参画センターらぷらすから頂きました。女の子が見ているのは、プロコフィエフ「ピーターと狼」(ガッティ指揮 フランス国立管弦楽団)のDVD.

 

 

 

下は、ブリーズノート音楽教室@ななつのこが12月に開催したファミリーコンサート。木管五重奏団「アンサンブルジーク」が「ピーターと狼」を朗読とイラストとともに演奏してくれました。木管五重奏のアンサンブルは実に美しく、楽しい響きでした。

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人生と音楽と猫

昔住んでいた神楽坂、久しぶりに通りすがりの居酒屋へ。

短い時間でしたが友だちはにごり酒、私は生ビール。


先日の昼下がりサロンコンサートに来てくれた彼女は、マリアカラスの声が好き、

という話からソプラノ山口佳子さんの声がすごく好きだ、と。

いいですね〜。

歌手の魅力はなんといっても声です。

声で会場まとめて魅了し尽くします。

 

もうひとりの出演者の鳥木弥生さんの歌を私が初めて聴いたのは昭和音大のホールだったかな。

やはりすっかりその声に惚れてしまったのです。

いつか鳥木さんの魅力が活きる企画でお願いしたいと思い続けていました。

山口佳子さんについてももちろんそう。

 

3年越し(?)のブリーズノートの願いがついにかない、

二人のディーヴァはラトリエ by APC という素敵な空間にぴったりの

素晴らしいプログラムを用意して来てくれたのです。

 

さて、私たちの話は、アイロンがけをしながら聞く音楽はなんだかんだ、

日本の洗濯機は温度調整できないのか、他

音楽から離れたり、戻ったり、いろいろ盛り上がり、

シメは彼女が教えてくれたシュバイツァー博士の言葉。

 

人生の辛さを忘れる方法は二つ、音楽と猫だ。

Il y a deux moyens d’oublier les tracas de la vie : la musique et les chats.


ということで、人生を共にした猫たちの写真を壁から外してiphotoに入れました。

忙しい時ほどこういう事をしたくなる…いかん…

miou miou, beaujolais(e), froufrou ミュウ、ボージョレ、フルトン
miou miou, beaujolais(e), froufrou ミュウ、ボージョレ、フルトン
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昼下がりのサロンコンサート、終了!

終了!
昼下がりのサロンコンサート
〜Douce France 歌姫たちの優しきフランス〜

お越し頂いた皆様ありがとうございました!
それぞれの曲を誰が歌ったか追加してプログラムをご紹介。

詩人の名前や年代を入れるともっとイメージがふくらんで楽しいけれど、

コンサートではその辺りを歌姫がトークできちんとゆかいに解説。そして私たちは笑いながら歌の世界に引き込まれていくのです...

演奏は、往年のロック少女も鳥肌がたったという素晴らしさ。
ちょっとマニアックなプログラムをわけへだてなく(詳しくない人でも)楽しませてくれる、実に魅力的なコンサートでした。ファンの方も初めての方もみんな目がハートに^^


衣装も素敵でしたね〜前半はモダン、後半は豪華で思わず客席から感嘆のどよめきが。
幸せなことに、ブリーズノートは9月にも山口さん、鳥木さん、仲田さんとご一緒します。サロンから街のオペラ座へ〜♪  

 

当日のプログラム:

プーランク:「ティレジアスの乳房」より “いいえ、旦那さま”(山口佳子)

 F.Poulenc : Les mamelles de Tirésias “non, monsieur mon mari” (Yoshiko Yamaguchi)

ドビュッシー:3つのビリティスの歌(鳥木弥生)

 C.Debussy : Trois chansons de Bilitis (Yayoi Toriki)

シャミナード:あなたは私に言うでしょう(山口佳子)

 C. Chaminade : Tu me dirais (Yoshiko Yamaguchi)

デュパルク:旅への誘い(鳥木弥生)

 H. Duparc : L'invitation au voyage (Yayoi Toriki)

フォーレ:ここではすべての魂は(山口佳子・鳥木弥生)

 G. Fauré : Puisq'ici bas toute âme (Yoshiko Yamaguchi ・Yayoi Toriki)

フォーレ:タランテラ(山口佳子・鳥木弥生)

 G. Fauré: Tarentelle (Yoshiko Yamaguchi ・Yayoi Toriki)

 

・・・・幕間・・・・

 

プーランク:エディット・ピアフをたたえて(仲田淳也)

 F. Poulenc : Hommage à Edith Piaf (Junya Nakata)

マスネ:エレジー(鳥木弥生)

 J. Massenet : Elégie(Yayoi Toriki)

ビゼー:古い歌(山口佳子)

 C.Bizet : Vieille chanson (Yoshiko Yamaguchi) 

サン=サーンス:おいで!(山口佳子・鳥木弥生)

 C. Saint-Saens : Viens ! (Yoshiko Yamaguchi ・Yayoi Toriki)

サン=サーンス:不運な男(山口佳子・鳥木弥生)

 C. Saint-Saens : El desdichado (Yoshiko Yamaguchi ・Yayoi Toriki)

グノー:オペラ「ファウスト」より“宝石の歌”(山口佳子)

 C.F. Gounod :Faust “Air de bijoux (Yoshiko Yamaguchi) 

ベルリオーズ:オペラ「ファウストの劫罰」より“燃える恋の思いに”(鳥木弥生)

 H. Berlioz : La damnation de Faust “D‘amour l'ardente flamme” (Yayoi Toriki)

 

アンコール:

オッフェンバック:オペラ「ホフマン物語」より“舟歌”(山口佳子・鳥木弥生)

 J. Offenbach : Les contes d'Hoffmann “Barcarolle〜Belle nuit, o nuit d'amour” (Yoshiko Yamaguchi ・Yayoi Toriki)

 

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Douce France歌姫たちの優しきフランス



昼下がりのサロンコンサート
〜Douce France 歌姫たちの優しきフランス〜

 

ブリーズノートのティータイムコンサート

先日l'atelier by APC にてリハーサルでした。


「オールフランスもの」という、ゆるいくくりがとても気に入っています。
オペラ歌手であり、イタリアものフランスもの、第9のソロもメサイアも、日本歌曲も蘇州夜曲も歌えば、子どものためのワークショップだってやっちゃう人たちが選んだ「フランスもの」ですから。わくわくで待っていたら、枠にはまらないじつに魅力的なメニュー。

19世紀から20世紀のフランスの音楽家たちを新しい方から遡っていくというのもおもしろいです。

チラシに全員の顔写真載せておきました。

音楽の教科書に載っている人もいるかしら。

さて、リハーサルはといえば、美しく響く音のシャワーに包まれて至福のひととき。この広さならではの感覚かもしれません。

全身マッサージを受けているような...

音楽は心だけでなく、じつは直で体にいい。実感です。

 ひとあしお先にすみません。

この体験をもう一度みなさまとぜひ。

明日、会場にてお待ちしています!

 

この後二人は衣装合わせ。

これがまたとても楽しみなのです。

では、最後にチラシをアップ。

「3月11日のマーラー」のこと

2011年3月11日、大震災の夜、東京のすみだトリフォニーホールでは新日フィルの定期演奏会が予定通り行われたそうです。

翌年に放送されたNHKのドキュメンタリー「3月11日のマーラー」をみて、このことを初めて知りました。

1800人のホールに100人程の聴衆。オーケストラより観客の数がちょっと多いくらいでしょうか。

 

東京もすべての交通機関、電話、ストップしていましたから、団員もお客も徒歩または自転車。何と、ボーイスカウト走りで駆けつけたという演奏者がいました。楽器も持っていたかなあ。駆け足で40歩、その後歩いて40歩、これを繰り返すと疲れずに長い距離走れるのだとか。

 

地震の瞬間まで指揮者もオーケストラのメンバーも、おそらく観客も、心は演奏会へ向けて準備万端、だったに違いありません。何が起きているか未だ正確に把握できないままに、というより少しずつ入ってくる情報と余震に不安を抱えながらの演奏会。東北出身の方はどんなに心配だったことでしょう。

 

曲はマーラーの交響曲5番。

 

あれから「音楽の力」という言葉もたくさん聞きましたが、私は指揮者のダニエル・ハーディングが番組の中で語った言葉が忘れられません。

 

『音楽は苦しみの大きさを理解する大きな助けになります。あの日マーラーの5番を聴いたことで被災した人たちの痛みをより深く理解することができるようになれたのでは、と自分に言い聞かせています。』

 

『演奏が終わって数分もすればもとの悲しみに引き戻されます。でも、音楽が続いている間はマーラーが暗闇から光りが差し込む場所へと導いてくれるのです。』

 

『大切なことは、お客様も演奏者も音楽を必要としているあのときに音楽を演奏したことです。そこに価値があったのです。』


震災のあった2011年12月にブリーズノートは第1回の企画コンサートを開催しました。生のコンサートを気軽に楽しんで頂きたいと、お茶とお菓子をご用意してちょっとおしゃれなティータイムコンサート。出演はソプラノ山口佳子とピアノはオペラのコレペティトゥーアで指揮者でもある仲田淳也のお二人でした。


ブリーズノートをたちあげて初めての企画コンサート、プログラムにはこう書きました。


『音楽を聴く時に胸に抱いている想いは人それぞれで違うことでしょう。

演奏を聴きながら一人涙することもあるかもしれません。

けれどすぐれた演奏の後には、隣の人と顔を見合わせ、頷き合いながら喝采をおくる、

そこに生のコンサートの醍醐味があります…』


『…厳しい冬の寒さを迎え、懸命に生きる人々のことを想い、たとえ小さなことでもひとつひとつすべてのことが次に来る春への希望につながることを願い、祈ります。』


震災から4年、毎年春を待つこの時期になると、マーラーと新日フィルを思い出し、ハーディングの言葉、それから自分自身のあの頃の想いをかみしめます。

小さなコンサートをひとつずつ、ひとつずつ大切に積み重ねてきましたが、出発点の想いは変わらないなあと、番組を見てからずいぶん時間が経って改めて感じています。

 

さあ、今年も地球のいたるところで音楽があるはず、ありますように。

子どももおとなも誰もが音楽を楽しめますように。

ブリーズノートも選りすぐりで皆様のところへお届けしますよ。

ぜひご一緒に、拍手喝采しましょう。

 

http://www.breezenote.jp

 

 


 


 


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2014年9月11日〜引き出しの中から3曲♪

昨日PCを開くと画面右上に「明日はhirokoの60歳の誕生日」と

乾いた感じでコメントシール(?)が出て来て、ギクっ。

いや、言われなくても...

いや、確かに歳のことは忘れてます。

高校生と話す時は高校生、20代と話す時は20代、

気分だけですけどね。

あらためて60年も生きて来たことにびっくりしています。

 

 

歳をとってうれしいのは、

引き出しの中に大好きなものがどんどん増えていくこと。

音楽も本も映画も。

時々出してくるものもあれば、

すっかり忘れていたのにふとしたきっかけで

引っぱりだしてくるものも。

忘れていた風景やまわりにいた人たち、

考えていたことなども生き生きと立ち上がってきます。

 

で、最近思い出したのが「私の好きなもの」。

出だしが、

ボサノバのリズム♪ で始まって

夜明けの渚、レモンの切り口...♪ と続きます。

(永六輔作詞、いずみたく作曲、佐良直美歌)

 

永さん、10代の女の子が好きそうなものよく知ってましたね〜。

ドンピシャでした。

「三味線のつまびき♪」だけが軽くかわされた感じですけど。

この歌で「ボサノバ」知りました。

昔の流行歌はほんとうによくできています。

 

 

もうひとつ、ボサノヴァがらみで

引き出しから出て来たのはアンリ・サルバドール。

フランス領ギアナ生まれの彼は、

パリでジャンゴ・ラインハルトと共演し、

ボリス・ヴィアンやクインシー・ジョーンズと曲を作り、

アントニオ・カルロス・ジョビンに影響を与えて

ボサノヴァ誕生に貢献したらしい。(wikipediaより)

そんな人とはつゆ知らず

82歳(!)で出したアルバムですっかりお気に入りに。

映像を見るとブラジルでもすごく盛り上がってますね。

 

音楽に国境はない、というより、

国境を越えた人たちが魅力的な音楽を

創っているように思います。

 

 

 

 

 

 

 

最後に、35年も前からすぐ出せるところに入れてある曲をひとつ。

35年間、変わらないもの、変わったこと、考えずにはいられません。

振り返るために聴くのかな。

そうですね、きっと。

 

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タンゴ〜風立ちぬ〜記憶に寄り添うもの

昨年、ブリーズノートは「大人の寄り道」と題して、

シリーズでコンサートを4回開催しました。

 

出前コンサートは、ご注文を頂いてから

オーダーメードでお作りしてお客様のところへ

お届けするものですが、このシリーズは、毎回

ブリーズノートいちおしの音楽家を招いての、

企画コンサートです。

 

短い時間ですが充実のプログラムとすばらしい演奏、

それに加えてヴァイオリン工房の1階にある

ラトリエ by APCという会場の魅力。

演奏家とお客様の距離がとても近く

毎回ライブ感に満ちたコンサートで

大好評です。

 

 

さて、シリーズ4回目は “Tango Night” でした。

そのご案内をさしあげた方から届いたお便りです。

 

 

「音楽すべてに音痴を自認していますが...

案内を読みながら、このボクですら、

学生だったあの頃を思い出しました。

都会、地方の、そこ、ここに

ダンスホールがいっぱい。

メリハリのよさに魅せられたタンゴ、

優雅に舞うワルツ、年代は違っても、あのリズムに

昂揚する気持ちは同じなんでしょうね。

会場で満たされた皆さんの表情が見えるようです。

 

参加は出来なくとも、心はほっこり。

いま、トンネルを引き返して、

青春のなかにいます。ありがとう。」

 

うれしいお便りでした。

そうなんですね〜。

音楽を聴いて懐かしい時代にひとっ飛び。

蘇る記憶。

 

音楽の「力」について語るのは

慎重に、と思いますが、

音楽が記憶とつながっているのは確かで、

聴いている人の笑顔や涙や安らぎ

あるいは昂揚につながるのかなあと思ったりします。

 

私にとってのタンゴは、母の記憶と重なります。

そして、母のことを考えながら母が生きた時代を思います。

 

1923年関東大震災の年に生まれた母は

映画と音楽が大好きでした。

年をとってからもトランジスタラジオと

カセットテープをいつも側に置いていました。

 

話好きの家系の母は、繰り返し繰り返し

思い出を語り、適当に聞き流していたのに

あんまり繰り返すので、

おかげで現代っ子(今や古い表現?)の私が

戦前の話にもすっと入れるという...

 

 

先日、映画「風立ちぬ」を見ましたけど

映画も強く記憶に働きかけてきますね。

もしかすると音楽以上かも。

 

見ている間、父と母から受け継いだ記憶が

また立ち上がってくるようでした。

 

戦前、戦中に青春時代を送った人たちにとって

死は常に身近なものだったと

母たちの話を聞くとわかります。

 

天才でなくても誰もがもっているに違いない「美しい夢」は

叶わない、そんな時代です。

 

見ながら号泣、というよりも

見終わってからふつふつと悲しみがわいてくるような

映画でした。

 

 

音楽や映画のなかには、時代を超えて、

歴史の教科書からはこぼれ落ちる、父や母や私のような

普通の、というか、ありとあらゆる人の記憶に

寄り添ってくれるものがあるのでしょうね。

おっと、1年ぶりのこのブログ

またまた長くなってしまいました...

 

ブリーズノートは2014年も

皆様に楽しんで頂けるよう

素敵なコンサートをお届けします。

 

そのひとときもまた、

忘れがたい時間として皆様の記憶に残るような

そんなコンサートをお届けできたらと願いながら。

 

 

今年もよろしくお願い致します。

 

 

※ 「風立ちぬ」のカットは公式サイトからhttp://kazetachinu.jp/prono.html

 

 

 

 

 

 

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映画「Diva」、81年パリ、そして今

最近は日本語でも「ディーヴァ」という言葉はよく耳にするようになりましたが、映画「Diva」(ジャン・ジャック・ベネックス監督、’81)が公開されたころはまだそうでもなかったような気がします。

 

 

 

自らの歌声をレコードにすることを決して許さない、つまり生でしか聴けないオペラ歌手と、彼女の熱狂的なファンの18歳のジュール。最初の設定からいいじゃありませんか。ジュールは郵便配達員、黄色いモビレットにスピーカーを付けてクラシックを大音量で流しながらパリの街を走り回っています。カーステレオ付きモビレット!

 

 

見方によってはオタクでとんでもないストーカーのジュールは、クラシックをこよなく愛するごくごく普通の青年。

この設定もいいですね〜。

時代はウォークマンが世界を席捲し始めた頃だったような。

まだみんなレコード店でレコード買ってダビングはカセットテープで。

久しぶりにDVDを楽しみながら30年以上前のパリを思い出していました。

 

 

81年パリ、大統領選でミッテランが勝利した日、通りでは夜が更けてからもいつまでも興奮冷めやらぬ若者の声が聞こえていました。「勝ったぞ〜!」って感じです。バスティーユ広場にはそのままの勢いで人々が集まり、自然発生的に(たぶん)ロックコンサートもあったと記憶しています。

昨年オランド大統領が誕生した時にはバスティーユ広場ではすでに準備が整っていたようですが、やはり大勢の人たちが集まっていました。

 

 

その中にいた子ども連れの男性が、81年に子どもだった自分はやはりここにいた、この空気を経験することが大切なんだと語る記事がありました。

時間がたてば興奮は冷めて新しい政権への批判もでてきますが、とりあえずその日は自分たちの投票で民主主義の後退を食い止めた、といったエネルギーに満ちていて、そのことを子どもに見せておきたい気持ちはわかるような気がします。

 

翻って日本の今、正直なところ空気は沈みがち。

子どもたちに示す希望はどこにあるのだろうとずっと考えています。

おそらく受け身ではいけない、一つずつできることを、あきらめないで持続してやっていくこと、なが〜い目で見ること、などなど。そして、新しい意思表示や「参加」の形が生まれつつあるのかもしれない、とも思い始めています。

 

 

 

 

2012年、心を動かされ、力をもらったこと。

暑い暑い夏の反原発集会の時にFacebook で

「父ちゃん、水分とって家族の代表でガンバレ」といった内容の書き込みが。

そうだ、集まっている人たちの後ろには家族や友人がいて、例えば1万人集まればその後ろには3万人、いやもっといるかもしれないということに気づいて感動したのです。かつてのデモや集会とは大きく異なるところでは。

もう一つ、同じくFacebook にアップされていた反原発集会の写真に小さく小さく写っていた瀬戸内寂聴さん。大勢の人の後ろからはるかかなたのステージを撮った写真でした。高齢で体調も決してよくないはずなのに、やむにやま

れず出てこられるのでしょう。自分の親の世代の方たちから背中でお手本を見せて頂いているようです。

 

映画の話からとりとめもなく思いを巡らせて書いてしまいましたが、すべてはひとつながり。新しい1年をどのように生きどのように積み重ねて行くのか、それもまたこの延長線上に。

新しい年がよい年になるように心して生きていくこと、来た道をときに振り返り、これからのために今を重ねていくこと、今年もこれにつきるように思っています。

 

皆様にとっても幸多き年となりますよう!

 

 

写真は映画「Diva」のオフィシャルサイトから。

予告編はこちらのサイトのリストに

予告編

 

下はYouTubeにアップされていた映画の冒頭、アリアのシーン。

 

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同窓会アペリティフコンサート

宮崎大宮高校第25回生関東地区同窓会。

昭和48年(1973年)春の卒業ですから

高3の年はなんと40年前に遡ります。

 

卒業以来初めて会う人もいるので

名札に高校時代の顔写真を印刷したのは

グッドアイデアでしたね。

 

ひさびさの同窓会はちょっと優雅に

アペリティフコンサートで幕を開けることに。

 

場所は日立目白クラブ。

昭和3年に建てられた洋館で

外観はスパニッシュ様式、中の装飾はアール・デコ

歴史のある空間が今も大切に保存されています。

 

ピアノの場所も昔からずっと変わらず

同じ位置とのことで驚きました。

 

今回コンサートをお願いしたのは

ヴァイオリンの工藤ゆかりさんと

ピアノ仲田淳也さんのユニット

プチ☆コパンです。

 

クラシックの演奏家ですが、

ヴァイオリンとピアノのアンサンブルが実に美しいユニットで

ジャンルにとらわれないプログラムで皆を魅了。

とりわけ最後の「ソーラン節」は、

みなさんもちろん初めて聴くアレンジで

たいへん好評でした。

 

短い時間のなかで

プチ☆コパンが披露してくれたのは

卒業してもうすぐ40年の同窓会にふさわしい

素敵なプログラムでした。

 

コンサートの後は

飲みながら食べながら笑いながら

10代と今を行きつ戻りつ、話は尽きず

終了後は同じ建物の応接室に移動して

しばらく過ごしました。

 

アペリティフは「食前酒」という意味。

食事の前に軽くお酒とおつまみ

そしておしゃべりを楽しみます。

 

早く着いた人は先に始めてOK

これなら待つのも気になりません

まずはくつろいだ雰囲気を

無理なく作ってくれます。

 

アペリティフコンサートは

そんなくつろいだ雰囲気で

美味しい物を少し食べるような

楽しみがあります。

 

ご参加のみなさま、

クラシックな建物と同窓会アペリティフコンサート

楽しんで頂けましたか?

 

幹事のみなさま、ご協力ありがとうございました!

 

(写真協力:S.Kuroi/ T.Tsuboi)

 

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Tea for Two〜二人でお茶を〜

ブリーズノートにとって初めての企画コンサート“Tea for Two”

12月12日(月)14:30

代官山ヒルサイドプラザで開催されました。

 

 

12月の平日、「なんでもない日」のティータイムコンサート。

師走だということを忘れるようなよいお天気でとても穏やかな午後でした。

 

くつろいで楽しんでいただけるように

そして演奏家の近くで聴いていただけるように

歌手が自由に動けるように

椅子を並べました。

 

午後2時。開場です。

お茶とお菓子も準備万端、のはずでしたが...

コーヒーと紅茶をいれるのに思いのほか時間がかかり

すっかりお待たせしてしまいました。

申し訳ございませんでした!

 

コンサートのオープニングはピアニスト仲田淳也さんがさりげなく登場。


ティータイムに、そろそろコンサートが始まりますよ〜と

お知らせするための曲。ちょっとしたサプライズでした。

(プログラムにはない曲です)

 

そして、ソプラノ山口佳子さんが華麗に登場。

 

Vola !(飛んでいけ!)で始まる“セレナータ”で一気に会場は

イタリア歌曲の甘美な世界へ。

 

二人のドレスとネクタイはブリーズノートのカラーに合わせてブルーでコーディネート。

出前コンサートのブリーズノートのお披露目だということでこの心配り!

感激!

曲の説明を交えながらの山口さんのトークはおおらかでユーモアがあり

聴く人をくつろいだ気持ちにしてくれます。

 

イタリアの曲が続いたあとは日本の歌曲へ。


ワルツのリズムにのせて、女心をコミカルかつチャーミングに。

山口さんの澄んだ高音ならではの魅力に満ちた楽しい1曲です。

中盤、仲田さんのトークとピアノソロ。

 

曲はシベリウスの“THE SPRUCE”(樅の木)

仲田さんの話に、北欧フィンランドの公園に立つ1本の樅の木を思い浮かべ

その歴史と風景に想いを馳せます。

 

山口さんはドレスを替え、仲田さんもネクタイの色を合わせて再び登場。

 

後半は、“踊り明かそう”、そしてクリスマスソングメドレー。

 

ミュージカルナンバーもメドレーも

どんなアレンジなんだろうと楽しみにしていました。

期待どおり、緩急も心地よく、歌とピアノのアンサンブルに

会場はどんどん盛り上がってきましたよ。

 

プログラム最後はオペラ「ロメオとジュリエット」から

“JE VEUX VIVRE DANS CE REVE”(私は夢に生きたいの)

 

ここは歌手自身によるプログラムノートを引用させていただきます。

 

『(略)...「ジュリエットのワルツ」として知られるように

3拍子のリズムに合わせて、息を弾ませたような初々しい少女の姿が描かれる。

(略)...「結婚なんてとんでもない、若い時はほんの一瞬だわ、

私はまだこの夢の中で生きていたいのよ」と青春を謳歌し、

恋に恋する心情を歌う。彼女はこの後ロメオとの運命的な出会いをし、

物語は徐々に切なく悲劇的な色合いを帯びて行きます。

ここはオペラの中でも華やかでもっとも幸せなシーンかも知れません。』

アンコールはもうひとつのクリスマスソングメドレー。

“WHITE CHRISTMAS”と“O HOLLY NIGHT”

 

そして最後の最後は明るく、と二人が選んだ曲は

オペレッタ「こうもり」から“公爵さま、あなたのようなお方は”

 

客席を縫って歩きながら身振り手振り、表情豊かに歌うようすは

オペレッタ好きにはたまらなかったことでしょう。

 

たとえオペレッタを知らなくても、言葉がわからなくても

どうやら公爵様をからかって可笑しくてたまらないのね

この若い娘は...とわかったような気にさせられる

そんな名演でした。

一時間程のコンサート、休憩なしでたっぷり私たちを楽しませてくれた

山口佳子さん、仲田淳也さんに BRAVO

 

そして温かい拍手と熱烈な喝采を送ってくださった

お客様に心からの感謝を

 

赤ちゃんから熟年世代まで

大勢の方にご来場いただきました!

生のコンサートの楽しみを

いろいろな形であなたのところへお届けする

ブリーズノートの「出前コンサート」

 

どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

 

 

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プチ☆コパンのコンサート

 

ちょっと前になりますが

10月8日、ルーテル市ヶ谷ホール、プチ☆コパンのコンサートで。

 

工藤ゆかりさんのヴァイオリンと仲田淳也さんのピアノのアンサンブルが魅力的で

1曲目から完全に引き込まれていました。

途中、ひさびさにしみるな〜と感動していたら

後ろから「しみるのよね〜」と言っている若い女性の声が聞こえてきたのです!

 

私には、なぜだとか、どこがとかはうまくいえませんが

生の演奏を聴いて、同じ時に同じ場所で同じように感動していることが不思議で、嬉しく

その日はひとりで行ったコンサートでしたが

会場の方たちと一緒に大いに盛り上がった、ような心持ちでした^ ^

 

プログラムに載っていたご挨拶の言葉がすてきだったので、ご紹介します。

 

「・・・今日私たち2人に出来ることはごくわずかなことです。

それは偉大な作曲家の創造した音楽に真摯に対し、出来る限りその奥底に迫れるよう探し求め、一度きりの本番で皆さまにその現在形を聴いて頂くことです。わずかな一歩が、無限に連鎖する希望への一足になることを願います。皆さまにとって幸せな時間になりますように・・・」

 

モーツァルトの“ヴァイオリンソナタ”からピアソラの“鮫”

アンコールの“見上げごらん夜の星を”まで。

小さなホールでの生演奏を存分に楽しみ「幸せな時間」を過ごすことができました。

 

次回のコンサートが今から楽しみ♫

 

 

プチ☆コパンのCD  “アズラオ〜青い鳥〜”

オペラの名曲をヴァイオリンとピアノが歌います、ほんとうに。

 

 

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オペラ「子どもと魔法」

パルテノン多摩小ホールで、

「創るオペラの楽しみ ミュージック・シアター」

 

 

第1部は、パリの音楽セルフサービスカフェ“クルトパイユ”。

 

音楽セルフサービスカフェってなに?と思っていたら、

BGMが欲しいひと、音楽が聞きたいひとは自分で歌うカフェ、なのだそうです...

 

パリのおしゃれ(でおしゃべり!)な日本人3人娘の会話に笑いながら、

アーン、サティの美しいメロディに聞き惚れ、

最後はソプラノ、駒井ゆり子さんのピアニカ超絶技巧(!)とともに

シャンソンを楽しみました。

 

第2部はラヴェルのオペラ「子どもと魔法」

地域のおとなと子どもたちが大勢出演しています。

 

ママにきつ〜く叱られて、やけをおこしたやんちゃな男の子が

「ぼくは悪い子だ!ぼくは自由だ!」

椅子を蹴飛ばし、壁紙を切り裂き、部屋の中の何もかもを

めちゃくちゃにします。

 

さんざんいたずらをして疲れた子どもが休もうとすると、

子どもに壊された椅子や時計やティーカップたちが動きだし

嘆きながら子どもを責めます。

 

こわいんですよ。

さすがフランス。

「悪い子ども」へのおしおきは強烈です。

暖炉の火なんて、焼き殺してやる〜とおいかけてきますから。

でもフランスの子どもはそう簡単にはめげませんよ。

 

庭に逃げ出すと、今度は子どもにいじめられた(?)

りすやカエルやとんぼや木も、みんなでてきて子どもを責めます。

 

ついに子どもは叫びます。

「ママ!」

 

大混乱の中、りすがけがをしてしまい、

子どもはやさしく傷の手あてをしてあげて

自分はそのまま気を失ってしまいます。

 

傷の手あてをしてくれた、本当はやさしい子だ、と

お母さんを呼んでくれる動物たち。

ママが出てきて、子どもをみつけてくれて大団円。

 

背景の映像(CG)がとてもきれいで、絵本を見ているようでした。

ラヴェルの音楽にもぴったり。

 

子どもたちの群像は(カエルさんや動物たち)のびのびと、

でもぴったりと、物語の中に入り込んでいました。

 

地域の出演者の皆さんの中には親子で出ている方達もいたのでは?

最後の場面で寄り添う姿を見て思いました。

 

いいな。

 

駒井ゆり子さんは、11月にまた、今度は大ホールで

地域の子どもたちと共演するそうです。

「みんなで歌おう!スーパー・ウィンド・オーケストラwithズーラシアンブラス」

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「音の森」Sympho Canvas®

会場に入ると、細い円柱形のスピーカーが12本、

行儀良く並んで出迎えてくれました。

その姿はスピーカーというよりは銀色のオブジェ。

 

 

東京、青山の国連大学1Fで開催されている

「オーガニック・ウィークエンド・シネマ」に

やって来た人たちを、音のシャワーで迎えてくれます。

 

1本1本が、生録音あるいは打ち込みの音源を

まるで一人一人の演奏家のように再生するとき、

私たちは、耳だけでなく身体全体で音楽を聴く

心地よさに目覚め、

それから「音の森」に足を踏み入れたくなり、

少しずつ大胆に、自由に歩き回り、

気に入った音の側で佇んだりするのです。

 

このシステムの考案者は宮本宰(みやもと つかさ)さん。

 

宮本さんによれば、

「私たちが生の演奏の中に身を置いて音楽を聴くとき、

耳(聴覚)でその音質だけを聴いているわけではなく、

体全体でその音場(=音のでている空間全体の“空気感”)を

感じとっています。

ヘッドホン・ステレオは、いつでもどこでも

思い立ったらすぐに音楽を聴くことを可能にし、

音楽鑑賞をとてもハンディーにしたことで、

その功績は筆舌に尽くせないほど大きいとは思いますが、

一方でそれは、体で感じる音楽の“空気感”を

忘れさせてしまったように思えるのです」

 

宮本さんは音響のプロフェッショナル。

 

手がけたコンサートやイベントは数知れず、

ABC順に、AEROSMITH, BILLY JOEL,

BOB DYLAN, BOZ SCAGGS, BRYAN ADAMS

DAVID BOWIE, DEEP PURPLE...

いや、とても書ききれないので、この辺で...。

横浜アリーナなどの設備音響も手がけています。

 

生のシンフォニー・オーケストラのリハーサル中に

プレヤーの間を歩き回ったときに経験した感動が、

シンフォキャンバス®の原点になっているそうです。

そこには音と音が絡み合って生み出される華麗な

「音の綾」があり、シャワーのように降り注ぐ

「音のきらめき」に我を忘れ、

この体験をスタッフだけでなく一般の聴衆と共有する

方法が何かないかと考えたとのこと。

 

ミキシングのプロ中のプロである宮本さんが

到達した「音場の空気感」の創出。

 

もう一度本人の言葉を借りれば、

「シンフォキャンバス®では

この音場の“空気感”に着目し、

再生音場に錯覚による定位を持ち込む代わりに

元の音場である音源と事実上同数のスピーカー音源を

配置し、電気信号レベルでのミキシングを排除し、

各音源が空気中に音として放出されたあと

空間でミックスされるという、

現実の音場の創生プロセスをそのまま取り入れ、

元の音場と相似の“空気感”を創出することを意図して

作られました。

このシンフォキャンバス®の再生音場の中を歩き回ったとき、

定位と“空気感”の違いを明確に体験することができます。」

 

他のクリエーターたちとのコラボにより、

64本のスピーカーをフルオーケストラの楽団員と

同じように配置し、各々の楽器は個別に収録した

64chマルチトラック音源で再生するコンサートが

すでに実現しています。

 

偶然居合わせたダンサーが、

音の空間の中で踊り始めたり、

子どもたちが、1本のスピーカーのまわりで

手をつないでぐるぐる楽しそうにまわり始める

といったハプニングが、シンフォキャンバス®の魅力を

語っています。

子どもたちのまわりをアルペジオがかけめぐる様子、

目に浮かびます。

 

大変な手間をかけ、技術の粋をつくして、

作り上げられた「シンフォキャンバス®」は

(宮本さん、究極のオタク、と愛情と尊敬を込めて

呼ばせていただきます)

まったく新しい、けれど本質的な音楽の楽しみ方を

教えてくれます。

 

驚きました。

 

興味がおありの方は、

「オーガニック・ミニシアター」

国連大学1F、地球環境パートナーシッププラザで、

10/8 まで毎週土曜日に開催。

 

木、金は映画の上映はありませんが、

宮本さんがいれば、音のシャワーの経験が

できるかもしれませんよ。

 

音の森シンフォキャンバスについてはこちらから

⇒ http://www.symphocanvas.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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天然工房3.0+

「てんねんこうぼう さんてんぜろ ぷらす」と読みます。

 

アーティスト(芸術家)やアートに関わる仕事をしている人たちと

子どもたちをつないで、ワークショップを企画、実施しています。

 

その中のひとり、みづえさんに誘われて、

入間青少年センターで、7月25、26日に行われたワークショップに

スタッフとして参加してきました。

 

25日は「不思議の小箱〜ワンダーボックスを作ろう!」

小学生に混じって、私も自分だけの宝箱、つくりましたよ〜

 

宅配で届いた、家にある箱が大変身!

名付けて「おいしいワンダーボックス」!!

ふたを開けると10年後の私にあてた手紙が...

 

おいしいワインとおいしい食べ物、おいしい空気

空と森と風に囲まれた暮らし。

 

あなたにも私にもあるといいね。

守りたいね。

26日は「あみあみワークショップ」

 

いつもはお餅を焼いたり、干物を焼いたりする

あの網に、自分の好きなものをどんどん置いて

コラージュを作ります。

 

入間の自然の中で見つけた葉っぱや小石や木の枝ものせて。

 

後で壁に飾ったりするには、落ちないように留める工夫もたいせつ。

 

机を出さずに材料をピクニックみたいに部屋の真ん中のシートに置いて

思い思いに床にすわって作りました。

 

2日間とも、ほんの少しのヒントをもらって

身の回りにあるものを工夫して作る素敵な再生アートに挑戦。

 

家にある箱やリボンや包装紙、

ますます捨てられなくなりそう。

 

 

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