早稲田大学理工学部卒業。昭和49年3月、ヒビノ電気音響(株)[現:ヒビノ(株)]に入社。日本国内ではまだ業界として確立していないPAの世界にとびこみ、プロフェッショナルの仕事として位置づけるべく、文字通り寝食を忘れて没頭する。
オリジナル・サウンド・システムとしては異例となる、20年以上ヒビノを代表するPAシステムとして稼動し続けた、HH3000/HB2000システムの開発・設計、ライブ・ステージの演出に革命をもたらしたミニチュア・マイクロフォン・シリーズの共同開発、大型施設での音響設備の設計・施工・コンサルティング、そして数多くの国内外アーティストのライブ・ミキシングを経た後、主に海外アーティストの音響コーディネーターという新分野を確立してきた。
昭和58年以降、約20余年間で手がけた海外アーティストのコーディネートは、延べ450余りにのぼる。その豊富なフィールド経験に基づく的確なコーディネートは、海外アーティストから絶大な信頼を得ている。
また、PA業界の発展にも心を砕き、「演出空間仮設電気設備に関する調査研究委員会」委員、「特定ラジオマイク利用者連盟」理事、「日本舞台技術安全協会」幹事会副議長などを歴任。
平成14年頃より、ヘッドフォン・ステレオや携帯電話のダウンロード音楽再生などがもたらす、矮小化された音楽の聴かれ方に危機感を覚え、本当の音楽の心地良さをあらためて見つめるべく音楽の再生音場の“空気感”に徹底的にこだわり、新しい音空間を表現する音響システム「シンフォキャンバス®」を提唱する一方で、
平成20年頃より、聴覚障がい者に音楽の持つパワーや心地良さを届けることを願い、音楽を音と振動の両面から伝える試みを始め、現在に至る。
☆ 設備音響の設計・施工・コンサルティング
横浜アリーナ、赤坂ブリッツ、横浜ブリッツ、札幌スピカホール、他
☆ コンサート・イベント音響のプラニング&コーディネート
AEROSMITH, BILLY JOEL, BOB DYLAN, BOZ SCAGGS,
BRYAN ADAMS, DAVID BOWIE, DEEP PURPLE, DOOBIE BROTHERS, ELTON JOHN, ERIC CLAPTON, EW&F, GENESIS, GEORGE HARRISON, GEORGE MICHAEL, GUNS N’ ROSES, HUEY LEWIS & THE NEWS,
IRON MAIDEN, JANET JACKSON, JEFF BECK, KISS, METALLICA, MÖTLEY CRÜE, PAUL McCARTNEY, PHIL COLLINS,
PINK FLOYD, RINGO STARR, RODSTEWART, ROLLING STONES,
SANTANA, THE WHO, TOTO, VAN HALEN, WHITE SNAKE, YES,
YOKO ONO, Z.Z.TOP, and many more ...
冨田勲プロジェクト(「愛・地球博」前夜祭「幻想交響コンサート よみがえる源氏物語絵巻」、他)、東京モーターショー、 日本科学未来館(オーバルブリッジ)、
大規模試写会(東京ドーム、西武ドーム、武道館、有明コロシアム、国技館、他)、他